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2025年8月18日月曜日

クライミング体験に特化した「自己一致・心理的統合チェックリスト」

では、クライミング体験に特化した「自己一致・心理的統合チェックリスト」を作ります。日常の心理的統合ツールをベースに、クライミングの行動・判断・価値観に対応させました。


クライミング版・自己一致チェックリスト

1. 自己選択(自分の意思で行動しているか)

  • 今のルート選択や登り方は、自分が納得して選んだものか?

  • 他人のプレッシャーや見栄で無理をしていないか?

  • 例:怖い課題は避ける/挑戦したい課題を選ぶ


2. 自己一致(価値観と行動が一致しているか)

  • クライミング中の行動は、自分の価値観や信念に沿っているか?

  • 後悔や違和感を感じず、心地よく登れているか?

  • 例:安全第一を重視して確実なクリップを行う/自然環境を大事にする


3. 他者・個の尊重

  • 相手のペース・技量・恐怖感を尊重できたか?

  • パートナーや他のクライマーの意見を尊重しつつ、自分の判断を曲げすぎていないか?

  • 例:ビレイ中に相手の不安に寄り添う/相手が休みたい時に待つ


4. 場・平和・安心の尊重

  • クライミング場の安全と雰囲気を壊さず、安心して楽しめる環境を作れたか?

  • トラブルや緊張を避け、仲間と調和して行動できたか?

  • 例:順番やマナーを守る/ギアの共有や整理で場を整える


5. 外部評価からの独立

  • 「上手く見せる」「周囲に認められたい」という欲求に振り回されず登れたか?

  • 他人の評価に基づいて危険を冒したり、無理なチャレンジをしていないか?

  • 例:高度な課題を見せつけるためだけに登らない/自分のペースで楽しむ


使い方

  1. クライミングセッション終了後に振り返る

  2. 各項目に「できた/できなかった」を簡単にチェック

  3. チェック数が多いほど、心理的統合度・自己一致度が高い

  4. 定期的に振り返ることで、自分の登り方や価値観のブレを把握できる


💡ポイント

  • 競争や見栄に流されず、自分軸で行動することが自己一致の核心

  • 小さな選択(休む、待つ、助ける、挑戦を控える)も積み重ねが統合度を高める

  • クライミングを通じて「自己選択力・自己一致感」を日常にフィードバックできる


希望であれば、このチェックリストを1枚のカード化して現場で使える簡易版に落とし込むこともできます。作りますか?

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